銚子スポーツタウンの施設外観写真

オープン間もないスポーツ施設が、様々な分野の副業人材で人材不足をカバー。

サービス業 × イベント企画人材 / IT人材

株式会社銚子スポーツタウン @千葉県銚子市

副業・兼業者
イベント企画:30代男性(首都圏在住)不動産系企業勤務、30代男性(首都圏在住)会社経営者・フリーライター / IT:40代女性(首都圏在住)メディア系企業勤務
契約形態
業務委託
業務内容
スポーツイベントの企画 / Webサイトリニューアル

都心から約2時間、廃校となった高校をリノベーションして2018年にオープンした、4万平方メートルという広大な敷地を有する銚子スポーツタウン。創業当初の人材不足から副業人材活用を検討し、広報、イベント企画・立案、予約システムの導入等、スキルの異なる複数の人材を活用して、それぞれのプロジェクトを進めました。

副業人材を活用した背景について教えてください。

私は元々、銚子で設備工事業を営んでいたんですが、銚子をスポーツで活性化させたいという思いで、廃校舎となっていた銚子市立銚子西高校をリノベーションし、2018年にスポーツ合宿施設としてオープンさせました。都心からも比較的近く、小学生から大学生、一般の方まで幅広い層の方にご利用いただいていますが、オープンした当初は最低限のスタッフしかおらず、イベントの企画や広報、といった人材が不足していました。

最初は常勤のスタッフの採用も検討しましたが、地方のスタートアップ企業では人材に割ける資金も限られています。ずっとじゃなくても良いけど、誰か手伝ってくれる人がいれば…と思っていた時に、副業人材の紹介サービスを知り、「これは良い」と思いましたね。

依頼する内容はどのように決めましたか?

うちでは2回副業人材の募集を行っています。開業当初から広大な施設を活かしたイベントをしたいと思っていたので、最初の募集では「スポーツイベントの企画運営の経験者」であることが必須でした。さらに、ITスキルをもった人材もいなかったので、ITに詳しい人やWeb広告運用の経験がある人にも来てもらいたいと思って、2度目の募集をかけました。

面談時のポイントや採用した決め手について教えてください。

応募を開始してすぐ、たくさんの応募をいただきました。大半は首都圏にお住いの人たちでしたが、有名な外資系企業出身の人もいましたし、皆さん地方のスタートアップ企業が出会えないような、優秀な人ばかりでしたね。

話してみないとわからないと思ったので、応募してくれた皆さん全員と面談を行いました。オンライン面談が主でしたが、現地に来てくれた人も何人かいましたね。スポーツに関わりのある人や、スポーツが好きで、「自分のための案件だと思った」と応募してくれた人が多かったです。その中から「自分ならこうします」とか「やりたいです」という具体的な提案をくれた人を採用しました。

どんな形で支援をしてもらいましたか?活動期間・内容、契約形態について教えてください。

総務省の助成金(地方創生推進交付金)があったため、皆さんには1年から~2年程度、比較的長期にわたって支援をしてもらいました。あとで聞いた話ですが、ふつうは半年程度の契約でプロジェクトが終了したら終了、という企業が多いそうなので、うちはかなり長いですね。

どの人材とも1ケ月に1度はミーティングを行い、あとは必要に応じてメール、SNS等でやり取りを行いました。オンラインが基本でしたが、中には毎月現地にまで来てくれる人材もいましたね。テーマごとの人材と、それぞれの業務を担当するうちのスタッフ、私でやり取りを行うのですが、人材は他にも仕事を持っている人ばっかりなので、平日よりも週末のやり取りのほうが多かったです。

人材と社員の関わりについて教えてください。

人材にはそれぞれ別の業務を担当してもらっていたので、それぞれのプロジェクトに対して、人材とうちのスタッフでペアを組み、私はすべてに参加する形をとりました。また、イベント時には担当者だけでなく、みんなに協力してもらいました。

どのような業務を任せましたか?

マラソンとピクニックを掛け合わせた「マラニック」や「100マイルフットレース」など、人材の提案により新しいイベントが実施できました。イベント実施においても、備品を無償で借りられるところを見つけてくれたりして、人材の力は大きかったですね。後から採用したIT系の人材には、オンラインで宿泊予約ができるように、Webサイトの改修を行ってもらうとともに、SEO対策やネット広告についても教えてもらいました。

副業人材が改修したwebサイトのスクリーンショット

人材が改修したWebサイト

成果はありましたか?また、課題点についてもあれば教えてください。

イベント企画は一定の効果がありました。でも、近年はコロナでイベント自体ができなくなりましたし、既存のスタッフだけでイベント実施までは手が回らないので、再現性に欠けるんですよね。それを脱却するために、今年から地域おこし協力隊に来てもらうことになりました。

オンライン宿泊予約もおかげさまで、かなりの効果がありました。今まで、Web関係はずっと地元の制作会社にお願いしていて、頼めばなんでもやってくれる…と思っていましたが、人材は制作会社が知らないことまで教えてくれました。人材に言わせると、家を建てるのは大工さんだけど、大工さんは設計しませんよね?ホームページにおいても、企画する人と制作する人をわけるべきだと。そうじゃないと、制作する人が作りやすいように作っちゃうと…なるほどと思いました。

反省点は、一人の人材との契約期間が長すぎたことですかね。助成金の関係や契約外の仕事も別料金でやってもらったこともありますが、2年間契約していた人材もいますから。長いとどうしても繁忙を理由にスケジュールが後回しになったり、最初は月に何度もやり取りをしていたのが、だんだんと頻度も減ったりするので、半年ぐらいがちょうど良いのかもしれません。当社としても今後、副業人材を再活用する際の課題にしたいと思います。

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